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低価格戦略について

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テキスト

 今回は経営戦略レベルでお話したいと思います。このハウステンボスの記事なのですが、アサヒコムで見つけました。どういうことかといいますと、ハウステンボスは長崎にあるテーマパークなのですが、最近倒産したそうです。実は私も行ったことがあるので非常に目にとまったので、こうして題材として取り上げているのですが、ここで押さえていただきたいポイントは価格の問題です。

 入場者数が減少していて赤字が続き、それに対しての対処策で入場券の割り引きをしました。それで客足は戻ったけど、当然収益が圧迫して資金繰りに行き詰まったということです。要するに倒産する典型的なパターンです。

本来戦略として低価格戦略を取るべきではなくて、設備投資が問題があったということなので、設備投資型のビジネスなのでもうどうしようもなかったのかもしれませんが、やはりお客さまを集める所にコストをかけるべきではないかと思います。

 これは何もハウステンボスのような大きな企業だけではなくて、やはり中小企業であっても価格を安くする、つまり低価格路線に走るということは、まず倒産の一歩になる可能性も非常に高いということです。

 ちなみに私が今注目しているのは、あるパソコンソフトウェアメーカーです。パッケージソフトを売っている会社なのですが、そこで非常に低価格で商品を販売しようとしている所があります。この場合、粗利率が高いのでもしかすると成功するかもしれないのですが、失敗する可能性も少しはあるのではないかなと考えています。

 ですから価格設定については何度もお話していますが、充分注意していただきたいと思います。


【資料】
ハウステンボスは、創業者の神近義邦元社長が83年に開園した「長崎オランダ村」(長崎県西彼町)を基盤に、92年に開園。東京ディズニーランドと並ぶ大 型テーマパークとして人気を集めた。だが、巨額の設備投資が経営の重荷にな り、ここ数年は入場者数の減少で赤字が続いた。最近は入場料の割引などで 客足は戻りつつあったが、客単価の減少が収益を圧迫し、最終的に資金繰り に行き詰まった。(asahi.com)

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